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SEJ 日本のエネルギーを考える会

54号 原子力の理解・共感へむけて


カテゴリ:  原子力安全    2012-10-31 16:50   閲覧 (2878)
【要旨】福島第一原子力発電所の事故以降日本では、意図的に脱原子力を進めようとするプロ市民などの活動が活発化して、国全体においても原子力を全面否定するかのような空気に包まれています。彼らの主張は必ずしも合理的ではないのでしょうが、われわれ一般人はプロ市民の印象的な刷り込み活動やこれを煽るマスコミに影響を受けやすい傾向が有り、それが脱原発の空気の蔓延を許すことの一因になっているように思われます。そこで、なぜそのような傾向が生まれるのか考えてみました。
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1.われわれには、概して以下の傾向がみられます。          
1.1.「難しい・面倒くさいことは、分からなくてもいい」と思っています。
これは、人生を効率よく生きるには、至って合理的な反応ではあります。いつも状況をみて判断したいと思っていますから、面倒な個別問題には関わりたくない、という心理が働くのです。
1.2.「感情に左右される傾向があり、工学ではあたりまえといわれる以下の様な特性を持っているとは言えません。」
・工学的判断が出来る。

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