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SEJ 日本のエネルギーを考える会

48号 黙ってはいられない 朝日新聞アンケートの”トリック” −国民を愚弄するにもほどがある−


カテゴリ:  外部情報    2012-8-30 18:00   閲覧 (5333)
【要旨】8月26日付の朝日一面で  国会議員42%「原発ゼロ」 との大きな見出しにびっくりした。 (ミニアンケートをお願いしています。文末をご覧ください) こんな記事が------ 『2030年時点の原発割合など新しいエネルギー政策について、朝日新聞社は全国会議員を対象にアンケートを実施した。原発割合「0%」を支持する意見が全体の42%。民主党でも40%を占め、「脱原発」の志向が強まっていることがわかった。ただ、自民党はわずか4%にとどまった。 ・・・・・・・・・
まず国会議員の721人のうち、朝日新聞の誘導的な世論調査に協力したのは434人(60%)であり、その人たちの42%が0%を支持した。42%の実態は後述するが、実は、その前に、このような選択肢方式に疑問を持つ人がいかに多いかを知る必要がある。それは図から明らか。選択方法に“誘導的なトリック”があるから彼らは調査に協力しなかった。それは、民主では64%、自民では92%、生活では31%、公明では77%、みんなでは25%となっている。相当数の議員はこの選択方式が正しくないと思っていることを逆に明らかにしている。アンケート結果は、朝日新聞の「国会議員42%『原発ゼロ』」という見出しは間違っていることを示している。詳しくはPDF版をクリックしてください

ミニアンケートのお願い; アンケートは、会員の声を集約して、いずれIOJの意見として世に公開していきたいと考えております。お一人でも多くの方々のお声をいただきますよう、ぜひ、ご協力をお願いいたします。(アンケートでは回答のみ記録され、個人情報は一切認識されません)

ミニアンケート  
1朝日新聞が、国会議員へのアンケートで、回答をした60%の議員の内42%が“原発比率0%”と答えたこと(全議員の60x42 = 25%)をもって、あたかも国会議員の大半が原発ゼロを支持するかのような報道をするのは適切と思いますか。

28月28日付朝刊に、脱原発が衆議院選挙の争点となる記事があります。0%を支持した議員は、国の将来より自らの選挙を優先していると思いますか。 

3欠陥が指摘されているこの選択方式で選んだ回答は、次の政権で見直されるべきでしょうか、あるいは継承されるべきでしょうか。


ご協力ありがとうございました。

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