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SEJ 日本のエネルギーを考える会

38号 原発の寿命を法律で決めるのは正しいのか


カテゴリ:  原子力安全    2012-5-11 17:30   閲覧 (3555)

要約】車は部品が劣化したら修理し、交換しながら常にその性能が発揮できるように車検で整備しています。原発も定期検査で故障があれば部品を交換するとともに、安全性の新しい知見があればそれを取り入れて整備しなおします。
原発の場合は原子炉容器が放射線による材料劣化が問題となる場合には原子炉は交換できないので寿命を決める要因になるかも知れません。
しかしながら、原子炉容器の材料劣化は60年以上あることがわかってきました。そうなると、原子炉の寿命は部品の交換や、原子炉の出力などの経済性が寿命をきめることになります。
米国ではほとんどの原子炉は60年まで使おうとしています。日本は法律で独自にきめるのでしょうか?
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