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SEJ 日本のエネルギーを考える会


カテゴリ:     1970-1-1 9:00   閲覧 ()


菅総理は就任直後の所信表明演説で「2050年にカーボン・ニュートラルを達成する」と宣言した。この宣言は地球温暖化対策と同時に先進国でエネルギーの自給率の最低の日本が対策をすることを意味する。

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原子力発電所は本当に安全になったのか理解してもらえない。危険を強調するのは簡単ですが、安全を理解してもらうのは大変難しい。どのように福島事故の教訓を活かし安全性向上をはかっているのか安全対策を解説してみました。

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日本では原発廃止の声が大きくなっているが、世界では新しい原発想の原発を作ろうとする動きがある。米国では国が主導して小型モジュール炉で、動力を用いない受動的安全性、工場生産の原子炉モジュール新しい発想の原発が実用化しようとしている。主要国も検討を開始した。

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佐藤智恵著『ハーバードでいちばん人気の国・日本』には、福島第二の増田所長以下のスタッフの「センスメーキング」ある行動によって、なぜ福島第一のような大惨事に陥らなかったかについて書かれている。
藤氏の本を参照しながら、この事例を使ってマイナス思考からプラス思考へのギアーチェンジをするための考察をしていきたい。

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福島第一の事故、我々の社会感覚では納得できない“風評や誤解”の解消、次に事象が酷似している海戦、完勝のノウハウを教訓とする、三つ目は我々が相変わらず敗戦を終戦と言っている類似性思考からの脱却である。

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124号 黙ってはいられない 無駄な裁判を繰り返さないために−大津地裁と福岡高裁宮崎支部の判決を見比べる−

運転差し止めを求めた原告29人は高浜原子力発電所の近傍に住む住人ではなく、発電所からはるか離れた滋賀県の住民である。発電所から県境までの距離を測ってみると最短直線距離で約30kmも離れているのである。原告が住んでいるところはこれもよりも確実に遠いわけで、緊急時の避難対象地域にも当たらない。

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2015年4月14日に下された高浜原発3,4号運転差止仮処分申し立ての判決文を読んで、一般の人々はどんな印象を持っただろうか。読売新聞では”規制基準否定した不合理判断“(4月15日付)と評した。産経記者は”「個性」の強すぎる判決“裁判官の強いメッセージを感じた、と述べています。(5月27日付)
IOJでは、この問題をコラム“黙ってはいられない”で取り上げました。特に論拠として「異常その三」で、平成4年10月29日に最高裁で出された伊方発電所の設置許可に関わる判決文を一部引用しました。ぜひ皆さんも一緒に考えてみてください。

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誤解を科学すると題して、人間の知の出発点である「創造の基本形式」という視点から捉えてみました。すると”誤解”は究極のイデアに到達するまでの出発点だと捉えることができます。その過程を”登山電車“にたとえてみると、途中駅で「サワヤカ感」や「ナルホド感」が感じられるかどうかで、イデアへの到達度が判定されることになります。”登山電車”をイメージしながら、これまでとは違った論理の展開をお楽しみください。

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1. はじめに


本号は“IOJだより”100号である。非力な私たちが3年以上に渡って、原子力の正常化に向けた努力をここまで続けられるとは今更ながら驚きである。またここまで来たかという安堵感もある。ボランティアとして参加してくれた編集委員諸氏が、侃々諤々の議論を重ねた結果100回に及ぶ刊行を可能とした。3年間で35万の閲覧件数は素人集団としては想定外であった。我々は少し胸を張っても良いのだろう。また“IOJだより”を愛読していただき、励ましの声をお寄せくださった会員諸氏には感謝あるのみである。
しかしながら、ここで諦めてはならない困難な課題がある。

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97号 会員の声 原子力文明を考える


カテゴリ:  原子力安全    2014-6-13 11:40   閲覧 (1980)

はじめに

 

“文明”という言葉に対する誤解を避けるため、はじめに定義しておきたい。その時、福沢諭吉の「文明論の概略」が基準になるが、その一般性は「文明論の概略」がギゾーやバックルの西洋文明に関する著書を踏まえているので、信頼できる。例えば、原子力の技術体系そのものは学術体系であって文明論ではない。文明は必ず、大衆の生活の諸相を包

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