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SEJ 日本のエネルギーを考える会

56号 黙ってはいられない 原発ゼロはいいけれど・・・裏付けなしでは実現できない-NHK日曜討論を聞いて思ったこと−


カテゴリ:  原子力政策    2012-11-27 16:50   閲覧 (3267)
今日(11月24日)のNHKの“日曜討論”を聞いていて、出席者の多さにびっくりした。「雨後の竹の子」を連想させる少数政党の乱立。民主的であろうとすると、5人の政党も数百人の政党も同じ扱いをしなければならない。聞いていて新しい見解などどこにもない。小政党はほとんど“脱原発”である。藁にもすがる思いで“脱原発”を絶叫する。脱原発は格好の藁である。この人たちには未来のことなど知ったことではあるまい。
こう考えてくると、大変失礼な言い方だが、反・脱原発にすがっている議員たちは落選の可能性を自ら証明しているようなものではないか。これはまさしく“自家撞着”である。
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中略
最後に述べたい。。歴史は過去のことである。そこには「目に見えるものと見えないものがある」。原発に対しセンチメントに反対する人は、目に見えないものはもとより、明瞭に見えるものでさえ見ようとしない。エネルギーが輸入できなくなったから太平洋戦争に走った事実は目に見える。ホルムズ海峡が封鎖されたら、たちまち日本は立ち往生する。これも目に見える。見えないもの、ここでは「歴史の復讐」を例に挙げたい。
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