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SEJ 日本のエネルギーを考える会

25号 「ダイアモンド氏の朝日新聞記事を読んで」 「現実になってきた電力料金値上」


カテゴリ:     2012-2-3 18:43   閲覧 (4438)

【要約】


ダイアモンド氏は主張する
放射能の危険性と同時に、化石燃料の危険性も考えるべきです。二酸化炭素による地球温暖化はすでに、大きな被害をもたらすサイクロンなどの熱帯低気圧を増やしています。放射性廃棄物は地下深くに封じこめられますが、放出された二酸化炭素は200年間大気中にとどまるのです。
「いま一度、『現実的になろう』と言わせてください。原発事故や地震で文明が続く可能性がそこなわれることはありませんが、二酸化炭素は現代文明の行く末を左右しかねない問題なのです」

電気料金は上がる。いつまで続ける原子炉停止
東京電力は企業向けに電気料金の値上げすると報道されている。工場やオフィスビルなど大口電力需要企業向けの電力料金を4 月から平均17%値上げするという。続いて家庭の電力料金の値上げも必至である。
原発停止に伴う火力発電を炊き増している燃料費の増加である。原発の発電量を稼働率80%で運転できるものとし、火力発電で置き換えた場合の燃料費を試算して見た。
東電は約10,000 億円、関電は約6,200 億円、九電は約3500 億円、中部電は約2,200億円、東北電は約2,000 億円など巨額となる。

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