D3ブログ - 18号 反原発に傾いている娘への父からの手紙
【要約】
今回の事故は許容できない程の精神的被害を与えたのか、あるいはあなたのような世代の幼児を持つ親たちに与えた不安があまりにも大きすぎたと考えるのか、いや、そこは不問にして、将来を見据えて「持続可能な社会の発展」を目指して原子力の拡大に突き進もうとするのか、これからの時代を背負ってゆくあなた方が決めて行かなくてはならない課題が与えられたのだと思う。
ドイツやイタリアは既にあなた達同様「脱原発」という結論を出す一方、フランス、米国、ロシアや中国はやはり経済を維持してゆくために今後も原子力に頼ると明確に打ち出していることも知っておく必要があるだろう。一時的な感情論で物事を決めるのではなく、歴史が認める様な正しい判断をあなた方がしてくれる事を期待している。